ダイバーシティ(日本語訳:多様性)って、どうして必要なの?

そろそろ40代も近い、ゲイでサラリーマンのまさをです。

『ダイバーシティ』または『多様性』と聞くと、何を思い浮かべますか?

人種、障がい、性別などさまざまあります。企業において以前より取り組まれていた外国人や障がい者雇用は進展が見られ、今ではダイバーシティといえば女性活躍推進ではないでしょうか。私の勤める会社でも大々的に掲げられています。一方で、LGBTQの対応策はまだまだ足を踏み入れたばかり、という印象です。

例えば企業で「LGBTQの多様性が尊重される」と、どんな良い事があると思いますか?

ある一説によると、当事者も非当事者も心理的安全性が確保され働きやすい環境になり、仕事の効率が上がったり、優秀な人材が辞めにくくなったりするそうです。そして、みんなが幸福になるそうです。一方で、気を遣うので煩わしい、などの意見があるのも事実だと思います。

人は誰に対しても、一般的には気を遣い合うものだと思います。相手の性格や趣味、生活環境などに合わせて話題を見つけて話したりします。その一つの属性がLGBTQであったとしても、ただそれだけの話で、更に気を遣うことはないと思います。

ただ、LGBTQについて知識が無い人の場合には、未知の相手になる訳ですからコミュニケーションを躊躇してしまうかも知れません。

でもそれは『慣れ』の問題だと聞いたことがあります。最初はLGBTQの存在にビックリする人もいるでしょう。でもその存在を認知し続けることで、すぐに慣れることでしょう。慣れてしまえば、それはもう当たり前になります。だからこそ、100%理解は追いついていなくても、最初は混乱が起きたとしても、先行して制度を設けることはとても重要だと思います。もちろん同時に、教育も必要不可欠です。

もし自分の属性とは違う人と出会った時には、その人に「共感」はしなくても、ぜひ「理解」しようとしてみてください。

相手の思想や思考、指向を理解した上で、共感するかしないかは自分で選択してみてください。

そうすることで、思い遣りのある社会の実現に近づくことを願います。

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