先週は「物価ってなーに?」というタイトルでガリガリ君の値上げについて触れ、物価の変動や格差社会がなぜ生まれるかを書きました。
それにどうやって対応するか、ですが大きく4つの方法があります。
1、物価上昇率よりも高い率で成長する
仮に100円で買えた物が10年後に110円に値上がりした場合、10年で10%の値上がりですから、単純計算すると物の値段が年1%上昇したということになります。
この時、自分のお給料が10年で10%以上、または毎年1%以上増えていれば、同じ物を同じだけ買って暮らすことができます。
つまり、自分(のお給料)が物価の上昇率に負けない成長を示せればよいということになります。
昇進するか、働く時間を増やすか、転職するか、新しい仕事を始めるか…具体的な働き方を見直すきっかけになるかもしれませんね。
2、成長している人・会社・国に投資する
幸運にもお給料が上がっていく会社で働いてます、というのは誰でもできることではありません。
そこで採用できるもう1つの方法が「投資する」ということです。10年で10%以上、または毎年1%以上成長してくれたら、自分の持っているお金の増え方が物価の上昇に負けません。自分(のお給料)の成長というよりも、自分のお金に成長してもらえば良いという考え方です。
どのように投資先を選ぶのか?どんな投資方法があるのか?といった事は個々のニーズや負えるリスクによりますから、ここでは割愛させていただきます。
3、生活水準を下げる
収入や手元のお金を増やせないなら支出を抑えるしかない、という考え方です。いま目一杯の暮らしをしている方は将来物価が上がった時に大変なので少しずつ意識的に生活を見直してみるのも良いかもしれません。
4、物価が低い地域に住む
田舎や外国に住むことで物価の変動に対応するということです。意識改革や語学力など環境適応力が試されますが、慣れたら豊かな暮らしが待っているかもしれません。
…いかがでしょうか。
先週の投稿と合わせてお伝えしたいのは、まじめに働いていてもただ貯金しているだけでも、気づかない間に物価の上昇に取り残されてしまう可能性があるということです。
日本の物価上昇率は、あるいは世界の物価上昇率は何%でしょうか?
今からできる対策は立てておきたいですね。
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