こんにちは、サクエイと申します。
中の人は前前前回ブログを書いたアラフォーゲイです♪
先日、学生向けイベント「LGBTを知りたい学生の会」を開催しました。
このイベントは、近年、学生のみなさまより、研究に関する問い合わせが急速に増加しております。このような背景に対応する為、
LGBTについて知りたい学生の方のインタビューやアンケートにボランティアメンバーが中心となり自身の想いを伝える交流会です。
今回のテーマは、「ジェンダーフリートイレ設置のためのアンケート」についてです。
参加した大学生さん達は、学校でセクシャルマイノリティについて研究しており、セクマイの方たちが、利用しやすいトイレの設置数を増やしたいと考えておられました。
アンケートでは、
戸籍上の性別、生活しているうえでの性別、好きになる性、外出時のトイレ利用や行きづらさ、これからのトイレ形式についての質問がありました。
【今回の交流会では、】
今回のイベントには、アクティブメンバーのトランスジェンダー、ゲイ、アライのメンバーが参加し、あらゆる角度から有意義な議論が交わせたと感じます。
例えば、障がい者用トイレだと、人通りが多い場所では車椅子の方に申し訳ない気持ちがあって使いづらい。
タイではトランスジェンダー用のトイレがあるが、日本には合わないのでは?あからさまなカミングアウトになってしまう。
トイレの名前も大事だと思うので、「だれでもトイレ」という名ならどうか。
喫茶店等には男女共用のトイレもあるが、公共の場にあると、監視カメラ設置等の犯罪の可能性も考えられる。
トイレの種類を増やすにもスペースの問題がある等々、他にもさまざまな真摯な意見が交換されていました。
学生さん達も、実際学校で考えたり、ネットの情報だけより何倍も得ることがあったとおっしゃっており、感激されていたようです。
後半、アクティブメンバーのカミングアウト経験談について聞きたいとのことで、メンバーそれぞれの体験談から、途中恋愛についての話になったり、とても心揺さぶられた座談会になったと感じました。
その日は、帰りの電車の中でも思うことが多く、ネットからセクシュアルマイノリティ協会を検索され、わざわざ名古屋から来てくださり、今回の座談会までたどり着いた学生さん達、私だけかもしれませんが、今となっては薄れつつある、カミングアウトした当時の気持ち、全部「勇気」が絡む話だったから、こんなに心が揺れたんだなって思います。
メンバー、そして学生の皆さん、ムネアツなひと時をありがとうございました!!
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◼︎日本セクシュアルマイノリティ協会の
ボランティア活動
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して、一緒に活動をしてくれるメンバーを募集しています。
https://npojlga.or.jp/volunteer/
◼︎イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html
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