こんにちは!
FTXのジョセフです。
今まで、私は自分の性的指向をパンセクシュアルと思っていましたが、
最近になって、少し認識が変わりました。
好きになる相手の性別は問わない、という意味で、パンセクシュアル、全性愛と認識していました。
ですが、様々な友人の話を聞いたり、色々なLGBT関連の交流会に参加するうちに、
デミセクシュアル、半性愛ではないかと感じるようになったのです。
確かに、人を好きになるのに相手の性別は関係ない、と思う気持ちは変わりません。
ですが、気づけば思春期の頃から、あまり恋愛や結婚願望はありませんでした。
一部の同級生の女の子たちが、「彼氏欲しい〜」と目の色を変え始めた中学校の頃。
なぜそんなに必死になるのかわかりませんでした。
とはいえ、いわゆる真面目なタイプの子は、恋愛の話をそんなにしなかったので、
私もそのうち成長すれば、男性に興味が出てくるのかな?と漠然と思っていました。
しかし、高校3年の時に好きになった真面目なタイプの女の子が、
「男モテコーデ」「愛される女になる方法」などの、
女性ファッション雑誌の記事を読んでいるのを知ってショックを受けました。
他の同級生が同じような記事を読んでいても何も思わなかったのですが、
彼女が異性愛者であるという事実を突きつけられたことがとても辛かったのです。
そして、自分はもしかしたら女性が好きなのかもしれない、と思い、
レズビアンコミュニティにも足を運ぶようになりました。
そこでは似たような経験をした人達とも話が出来て、
自分だけではないんだ、と安心した時の気持ちは今も忘れられません。
その時に頂いた貴重なご縁には、本当に感謝しています。
そして大学を卒業する頃には、
真面目なタイプの友人達も「彼氏欲しいな〜、結婚したいな〜」
と言うようになっていましたが、
私は特に「恋人やパートナーが欲しい」という気持ちにはなりませんでした。
好きな人がいれば、その人と仲良くなりたい、一緒にいたい、と思いますが、
片思いもしていない状態であれば、
特に「誰かと恋愛をしたい」とか「恋人探しをしたい」とは思いません。
恋愛に興味がない、特定の人を好きにならない、という
Aセクシュアルに少し近いような気もしています。
ですが、人として尊敬し、信頼し、深い絆を持った人と一緒にいたい。
今は、そんな思いで夫を愛しています。
何も知らない人から見れば、私は
「普通に結婚したボーイッシュな女性」と見えるでしょう。
傍目には異性愛に見えても、人それぞれ、気持ちも状況も様々なのです。
同性婚やパートナーシップの制定ももちろんですが、
恋愛にとらわれない生き方も想定した、
そんな世界を作っていきたいな、と思っています。
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html