LGBT検定を受けて

こんにちは!
FTXデミセクシュアルのジョセフです!

先日、協会のLGBT検定を受けてきました。

この検定の存在は、アクティブメンバーになる前から知っていたのですが、
LGBT用語の知識を問うものだと思っていました。

高校の同級生の女の子を好きになった17年前から、同性愛について調べ、本を読み、レズビアンコミュニティに通っていた私は、
LGBT用語については詳しい方だと思っていました。

そのため、検定に興味はあったものの、
「私ならきっと簡単に合格できるだろう」と、甘くみていました。
(協会のみなさん、すみません…)

ところが、実際に受けてみて感じたのは、
この検定が目標とするところは、知識の量ではないということでした。

確かに知識は大切です。
知識がなければ、適切な対応をすることができません。
ですが、本当に必要なのは、自分と違う存在を受け入れる心なのです。

今まで、自分が想像すらできなかった世界を知り、
その世界がすぐ隣にあるという前提で人と接する。

そして、受け入れる心を表現し、伝えること。

また、最も印象的だったのは、
当事者も、LGBTを理解できない人を受け入れるということ。

自分を拒絶する人をも受け入れる。
それはとても難しいことかもしれません。

ですが、受け入れられない、理解できないという人には、その人なりの理由があるのです。

LGBTに限ったことではなく、どんな人間関係でも、
他者を理解するためには、コミュニケーションと想像力が重要で、
知識はそれらを支える下地として必要なのだと思います。

「すべての性に、ひとりじゃない安心を。」
そんな協会の理念ですが、性に限らず、
「すべての人に、ひとりじゃない安心を。」
なのだと思っています。

まだ検定の結果はこれからなので、ドキドキしながら待っていますが、
次は、さらに上のSOGIカウンセラーや認定講師の資格も取りたいと思っています。

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