価値観のアップデートは難しい？

40代ゲイでサラリーマンしてます、まさをです。
会社に60歳定年を迎えた先輩がいて、価値観について話したことがあります。その人曰く、自分の価値観と違うことに直面した時、それを受け入れることはやはり難しいそうです。その理由は「それまでの自分の人生が全否定されてしまうことと同じだから…」と言っていました。

LGBTQを受け入れようとしない人たちは、どうしてそんなにも頑ななのか？と、今までずっと疑問に思っていました。でもこの話を聞いて、少し腑に落ちました。この傾向は、特に年配の方に多いと思っています。戦前戦後から高度成長期の時代では、社会をより良くする為には男女の結婚が重要で、男らしさや女らしさで役割分担することで社会が上手く回っていた時代であり、必要なことだったのだと思います。そういう時代を生きてきたからこそ、LGBTQという新たな概念やその価値観を受け入れることが難しいのではないかと思いました。

だからといって私は、価値観をアップデートしなくて良い、という考えではありません。社会は変わってきています。その新たな価値観を受け入れられなければ、逆に社会に適応できなくなっていきます。多様な考え方が出来る人、そんな人がこれからの時代を柔軟に生きていける人なんだと思います。幸せになる人が増える方を選択する、「幸せの総量」を増やすという観点で考え、ぜひ自分の価値観を変える勇気を持って欲しいと思います。

ドラマ好きの私が、2024年1月のクールでオススメしたいドラマが始まりました。ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！」です。LGBTQだけでなく、古いジェンダー規範や偏見で凝り固まっている方の「価値観のアップデート」にオススメです。

それでは今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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