こんにちは!高校生のりさです!
みなさんは自分はマイノリティだなと感じることはありますか?
私は、中学二年生のころから、自分が性的マイノリティなのではないかと感じていたのですが、最近、新たなマイノリティ要素を見つけました。
それは、自分がHSPなのではないかということです。
HSPとは、Highly Sensitive Personの略です。具体的には、深く考えて行動し、あらゆる刺激に敏感で、人の気持ちに共感しやすい人のことを指します。約5人に1人はHSPだといわれています。最近、武田友紀さんの『「繊細さん」の本』が本屋さんの店頭によく並んでいるため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
HSPという言葉を知ったとき、まず最初に安心を覚えました。今までいろんな人に「考えすぎ、もっと気軽に考えたら?」といわれてきたのに考えるのを止められず、ずっと自分がおかしいんだとどこかで感じていました。人とかかわるのは好きなのに、学校や塾などで人とかかわった後の疲労感がすごく大きい自分の中の矛盾を、自分自身理解できていませんでした。
しかし、HSPという言葉を知って自分への理解が深まり、同じような人がいるんだと安心したんです。
ただ自分がHSPに当てはまると気付いた当初は、「私は人一倍他人の感情に敏感だが、自分の感情やこの繊細さをほとんどの人は理解してくれないんだ」と外の世界をシャットアウトしてしまっていました。
HSPやLGBTQ+など、自分のアイデンティティを表す言葉はときに自分への理解度を深め、孤独感を軽減するきかっけになります。一方で、自分をラベリングすることで、自分を一つの枠に閉じ込め、排他的になることにつながる恐れもあります。だからこそ、自分のアイデンティティを表す言葉がマイナスに働かないようにするために気を付ける必要があります。
また、自分がHSPであることに気付いて、知識を得るということは、自分に対しても他人に対しても優しくなるということだと思いました。HSPという言葉を知らなければ、私の中の矛盾や違和感は大きくなり続けていたと思います。また、HSPという言葉を知っている人が増えれば、「繊細さん」への世の中の見方も変わっていくと思います。だからこそ私は、学ぶことをやめない人でありたいなと思います。知識がないと、自分のことを理解できないうえ、人を傷つける言葉を無意識のうちに発してしまうことが増えるからです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
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ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
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