My favorite color is …

 こんにちは!30代パンセクシュアルのよっしーです。

 突然ですが…私はピンク色が好きです!文具、マスク、ファッションなど随所にピンク色のグッズを取り入れ、自分らしさを表現しています。おしゃれであることに加え、ピンク色が持つ「優しさ・柔らかさ・可愛さ」と理想のセルフイメージとが合致しているように感じ、使い続けています。

 さて、先日、教育社会学の本で「ピンクシャツデー」というトピックを見つけたので紹介します。これは、カナダの学校で起きた実話がもとになっているようです。2007年、この学校に通う男子生徒がピンク色のポロシャツを着て登校した際、「ホモ」とからかわれて暴行を受け、耐え切れずに帰宅してしまったのです。それを聞いた二人の上級生が相談し「いじめなんて、うんざりだ!明日、一緒に学校でピンクシャツを着よう!」とみんなに呼びかけたのです。翌日、二人が校門で前日に購入したおいたピンクシャツを配り始めたところ、ピンクシャツやグッズを身につけた生徒が次々と登校し、学校中がピンク色に染まったそうです。それ以来、その学校ではいじめがなくなったと言われています。

 そして、現在カナダでは、2月最終水曜日をピンクシャツデーとし、いじめに反対する学校・企業・個人はピンク色のグッズを身につけるという習慣ができました!

 心温まる感動話ですね!

 ここで、私自身のことを振り返ってみます。過去、職場にピンク色のシャツを着て出勤した際、「オカマか?」と言われたことは実際にあります。その時は特に気にすることなく流していましたが、青や黒は男性の色、赤やピンクは女性の色などという規範は、やはり望ましくないと考えます。一人一人趣味や性格が異なるように、好きな色についても性別に関係なく人それぞれでいいはずですよね。

 最近はランドセルの色がカラフルになるなど、ジェンダー的な視点での色の捉え方も少しずつ変わってきていると思います。こういった流れが社会全体で広まり、(伝統や社会的マナーなどは最低限守った上で)自由に色で自分を表現できる世の中になって欲しいと思います。

註:「ホモ」「レズ」「オカマ」といった言葉は、差別的なニュアンスを含んで使われることもあり、人を傷つける可能性のある言葉です(「ゲイ」「レズビアン」「トランスジェンダー」という言葉を使うと良いですね)

ですが、ここでは出来事や実体験をお伝えするために、言われたそのままの言葉を使いました。

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