こんにちは、しろくまです。
筆者はL(G)BT当事者ですが、協会に入る1年前までLGBTのことをほとんど知りませんでした。正確には、Gのごく一部の世界しか知らなかった、が正しいです。
あんまり知られていませんが、実はL↔️G↔️B↔️Tの間のやり取りは普段はほぼありません。筆者も昨年アクティブメンバーになるまで、例えばTやLの方とは1人も面識がありませんでしたし、「ホモロマンティック」という言葉すら知りませんでした。また一時参加していた「にじの相談窓口」に多く寄せられるTの方の悩みには全く答えられませんでした。またシスヘテロの方とは会社以外ほぼやり取りがなく、プライベートな交友関係はGとB(男性)の方、それも好きな男性のタイプが似通った方との付き合いしかありません。
ちなみに筆者の好きな男性のタイプは、例えばラグビーのプロップやアメフト、砲丸投げやウエイトリフティングの超重量級選手のような体型、短い髪と髭に丸顔、という感じです。
そして筆者を含め、そういうG・B(男性)の方は自分もそんな外見を目指す人が多いので、結果として似たような外見の人とばかりつるんでいます。みんなでBBQやお花見、温泉などに行くと非常に目立つ「謎の集団」と化し、周りの人からプロレスやラグビーの合宿かと勘違いされ、「何の集団ですか?」と聞かれて返事に困りお茶を濁すのが毎回恒例です。
そしてタイプが違う人(例えばいわゆる「細マッチョ」が好きなゲイなど)とは、全く(シスヘテロの男性以上にすら)理解もし合えないし話も合わないので付き合いはほぼゼロ、出会い系アプリもゲイバーも、「観光バー」と言われる誰でもOKのお店を除けば大半が「部外者お断り」。結果としてマイノリティの中でも多様性ゼロ… のパターンが多いです。
以前の筆者はLGBT当事者で「LGBT関連はよく知っている」と思って、ある意味タカを括っていました。ですが、入会してみたら、全く「井の中の蛙」だったこと、そして筆者が一番嫌いな「他人の痛みや苦しみに気づかない、そのことにすら気づけない頭の硬い知ったかぶり」になりかけていたことに気付きました。
やっぱり「自分が知らないことは沢山ある」という、謙虚な姿勢でいることが大事ですね。そういった意識が、誰かを傷つけないために必要なことだと思います。
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html