無駄に傷付かない優しい世界に近づけるために、私たちに出来ることは⁉️

こんにちは!
もう少しで40代になる、サラリーマンでゲイのまさをです。

現在私が所属しているNPO法人日本セクシュアルマイノリティ協会では、今年の7月より「LGBT教育」へ更に注力していくことが決まりました。
この教育への取組は、私の親へのカミングアウトの経験とこの協会で活動してきた経験を通して、改めて必要性を感じたことの一つでした。

私の母親は、私を30歳の時に産んでいます。私がもうすぐ40代突入ですので、そのくらいの年代になります。私が30代前半で、母親へ初めて「私がゲイであること」をカミングアウトした際には、母はすぐには受け止めきれず、最初は「病院へ行ってほしい」との反応でした。しかしながら、現在では「あなたが幸せならそれでいい」という考えに変わってきています。
一方で、私と同年代で同じくゲイの当事者である協会メンバーの母親は、その彼の「ゲイであること」のカミングアウトを、今でも受け入れられていないそうです。

その時の事実として、私とその協会メンバー、そしてそれぞれの母親の4人に共通して起こったことは『みんな傷付いた』ということです。

どうして、みんな傷付いてしまったのか?
を、考えてしまいます。
私の母親も協会メンバーの母親も、きっと、息子のことを受け入れてあげたかったはずです。優しい言葉をかけてあげたかったはずです。でもそれは、出来なかった。
なぜ出来なかったのか?
私は「多様性の教育を受けてこなかったから」「親世代の生きてきた社会は、それが想定されていない社会だったから」だ、と思っています。

人間の価値観は、主に義務教育の時期に形成されるのではないか、と思っています。だからこそ、例えば小学生の頃から「多様性の教育」を導入していくべきでは無いかと思います。
誰も無駄に傷付かない、優しい世界に近づけるために。

どんな親も子供の頃の時代がありました。
その時にバイアス無く学んだことは、親世代になった時には、多様な考え方の源になっているはずです。
時間はかかりますが、まずは教育から変わっていくことが『みんなが安心して居られる社会』に繋がるのではないか、と考えています。

自分はLGBT当事者とは無縁と思われていた方でも、実はご家族や親しいご友人がLGBT当事者だった、ということはあり得ます。私の母親のように。
突如としてやってくるその時に、心穏やかにいられるのか否か、それは幼少期から養われてきた価値観によるのではないでしょうか。

誰もが暮らしやすい優しい社会になる為に、私が出来ることを実行していきたいと思います。私個人としてまずは、SOGIプロフェッショナルインストラクターという資格を生かした小学校教員の方向けのLGBTに関する講演を通じて、教員の方々の多様性の授業の助けになりたいと思っています。

もしLGBTの教育に前向きに活動したい方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に活動しましょう!ご入会をお待ちしています。

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日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動

  • ボランティアに参加する

ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber

  • イベントに参加したい学生の方々

LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html

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