知ってるつもり

皆さんこんにちは、シスジェンダーヘテロセクシュアル（女性として生まれ、女性を自認し、好きになるのは異性である男性）のたまちゃんです。普段はダイエットアドバイザーとして活動をしております。

突然ですが皆さんに質問です。「白湯（さゆ）とお湯の違い」って知っていますか？

先日、私が運営しているダイエットアカウントでその問いかけをしたところ36％の方が「知っている」と回答してくれました。その後、白湯とお湯の違いについて回答となる投稿をしたところ、数人の方に「知ってると思っていたら、違ってた‼」と連絡がありました。

ちなみに【白湯：カルキなどの不純物を取り除くためにいつもより長め（10-15分）にお水を沸騰させて、飲みやすい温度（50度前後）まで冷ましたもの】そして【お湯：水を40度以上に温めたもの】です。ここのポイントは「不純物を飛ばすために長めに沸騰させることで白湯ができる」ということ。実は私も「一度沸騰させたものを冷ませばいいだけ」と勘違いをしていたのです。

これは日常的に起きると思います。

話しはかわりますが、歴史の教科書が大きく変わったことをご存知の方も多いと思いますが、40代の私は鎌倉幕府の成立は1192年（いいくに）だと授業で習いました。しかし現在は1185年（いいはこ）と教えるようになりましたね。私は歴史がとても苦手なので詳しいことはわかりませんが、なぜこのような事が起きたかというと、研究がすすみ、「幕府成立の定義」が変わったとか「幕府」そのものの定義が変わったからなどがあげられています。

いろんな分野でそれぞれの研究が進み、「わかってきた事」は日々変化しています。
白湯にいたっても、私が調べた時は「沸騰すればよい」というものが多かったと思います。ではなぜ沸騰させると良いのか？それは不純物を飛ばせるから。では不純物を飛ばすのにかかる時間はどのくらいか？長めの10-15分。これらのように深く追求していった結果、改めて調べてみると「えっ！知らなかった」ということが起きるのだと思います。

ことLGBTQについても同じことが言えると思います。私が活動の中で感じてきたことは、ほんの数年前までL-G-B-Tは同じ枠組みではないと捉える方が多かったように思います。そして、Ｑにはネガティブな想いが乗っていると感じ、自分自身をうまく表現できないとお話される方もいました。これは大昔の話しではなくここ数年の出来事だということです。

どんな時でも「知っているつもり」と高を括る（たかをくくる）のではなく、新しい情報を常に取り入れ、また上辺だけの知識ではなくその本質は何なのかを確認していくことも大切だなと思いました。

このブログを運営している日本セクシュアルマイノリティ協会ではアルクスコミュニティという団体があります。そこはセクシュアリティや年齢、職業を問わず参加できるので、私もそこでいろんな方と触れることで新しい情報を得られる機会にもなります。また、コミュニティにいることで独りではないという安心感を得られることがよくあります。

ちなみに若さの秘訣は『学び続けること』だとも言われているので、日々刺激を受けています。

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