保険について 2

生命保険の一つのギモン

「保険料ってどうやって決まってるの?」

にお答えします。

・予定死亡率
・予定事業費率
・予定利率

の3つで決まります。

ポイントはすべて「予定」である点。

実際にどうだったかは無視して、これからどうなるかの見込みで計算します。

・予定死亡率
これはアクチュアリー協会が公表している「生命表」という物に基づいて用いられます。したがって、保険会社によって違いが生まれないものです。
男性と女性に分けて平均余命などの統計がとられています。トランスジェンダー、特に性別変更を行った方がこれにどう影響しているのか、興味深いところです。

・予定事業費率
これは保険会社や商品ごとに、その保険を運営するためにどれだけコストがかかるかというものです。家賃、人件費、広告料など、様々なコストが含まれます。
インターネットだと家賃と人件費はかかりませんが、広告料はかなりかかります。「フルコミッション」と言われる完全歩合制の場合には売れた人だけに報酬が支払われる一方、固定給があると売れていない人にも人数分だけ給与が支払われます。

・予定利率
これは保険会社や商品ごとに、どれだけの運用利回りを見込めるか表しているものです。保険期間が短い保険は運用も短い期間しか見込めません。一方、終身保険など長い期間を想定できると運用利回りを高く設定できます。また、円建ての保険契約は円で預かった保険料を円でしか運用しにくいのですが、外貨建ての保険は預かった保険料を外貨で運用できるため高い利回りを設定できます。

このように、男女で異なる死亡リスクに対して、保険を運営するコストと将来の運用利回りを反映させ、お客さまから毎年いくら預かればよいか計算して決められているのが保険料です。

そう考えると、保険会社選びも大切になってきますし、世の中の流れを見ているとこれから先の保険は値上がりするのか、値下がりするのか、予測することもできるようになります。

今日はここまで!

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