2月6日(土)、さいたま市産業文化センターで
『第1回 LGBT成人式@埼玉』
が開かれました。
私中村は実行委員の一人として企画運営から関わらせていただき、当日は成人式の司会を務めておりました。
二十歳になったお祝いではなく『成りたい人になる』がコンセプトの式典です。
司会としてホールの舞台に立ち、そこから見えたのは
国籍、性別、セクシュアリティ…
そんなものはどうだっていいんだと思わせてくれる
ご来場の皆さんの晴れ姿、そして笑顔でした。
色んな方が色んな服装をしてニコニコしながら成人式を楽しんでいる、その姿と雰囲気には「多様性」「一体感」があふれていて、司会をしながらただただ感動していました。
「成人の言葉」では素敵なゲイカップルのお二人が幼い頃の苦悩から今に至るまでの想い、そしてこれからの社会に向けた希望を語りました。二組目には新成人のトランスジェンダーの方と高校時代からの同級生お二人が話をしてくれました。
一人のアライとしては
「僕は性同一性障害については、分かった気になっているのかもしれません。でも○○のことは少しずつ分かってきています」
という同級生の方の言葉が本当に感動的で、今こうして書いていながらも胸が熱くなり涙腺が弛んでしまいます。
どちらのお話も涙なしには聴くことができない胸に突き刺さるお話で、会場でもすすり泣く声が聞こえハンカチで目もとを押さえる方を何人も目にしました。
遠藤まめたさん・牧村朝子さんをお迎えしてのトークセッションはJLGAの須黒がファシリテーターを務めてくれたので、舞台袖で1時間たっぷり一人の観客として楽しませていただきました。
会場からの質問で須黒まで恋バナを語らされていたのは個人的にツボにハマりました(笑)
多くの方からご感想をいただいていますが、本当に笑いあり涙ありで優しさと自由に包まれた魔法のような空間でした。
160人近くもの方が集まってくださり懇親会場は満席でしたので、来年は会場を拡大して第2回が開催される予定です。
『いつかさいたまスーパーアリーナでやるぞ!』
という声も飛び出すような大盛況ぶりで、携われたことを心底幸せに思っています。
今回ご都合がつかなかった方も、東京や他の地域で参加したことがある方も、来年はぜひ「@埼玉」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
そして、会場で笑顔でお会いしましょう(^_^)
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