左利き

こんにちは!!

須黒です!!

10日より開催している好きに変はない展。

たくさんの方にご来場いただき、とても嬉しいです。ありがとうございます。

 

私は初日にスタッフとして会場にいたのですが、その時に感じたことがあります。

 

会場には、昨年同様、寄せ書きのノートが2冊あり、作品を見に来てくださった方が自由に書き込めるようになっています。

私は受付の席に座って、何気なくその寄せ書きノートのテーブルを見るとひとりの人がノートを見ていました。その人は、右側の席に座り、その後一通り見終わったのか、そのあとペンをとり書き始めてくださいました。

その数分後に隣の席(左側)に別の方が座り、やはりノートに感想を書き始めてくださったのです。

 

その時に、ふと、二人目の方が左手でペンを持っていることに気が付きました。

 

そして、私は「座る位置が左右逆だったらスペース的に書きずらいかもしれないからよかった。」と、思いながら右側の席に座っている方に視線を戻すと、

なんとその方も左利きでした。

 

偶然とはいえ、同時に左利きの方が椅子に座って、ノートをみてくれている。

 

そのとき、LGBTの人口についての話の時に引き合いに出される、

「LGBTは左利きの人と同じくらいいる」

ということが思い浮かびました。

 

「LGBTの人口は~」とか、「セクシュアルマイノリティは~」というと、それを知らない人からは「なにそれ?全然わからない」というような返事をもらいます。

けれども、左利きの人はすぐに分かると思います。

LGBTを知らない人に、そういった気付きを持ってもらうためにも、例えば「左利きの人と同じくらいいる」という”例え”は大切だと改めて感じました。

 

今回の好きに変はない展は、LGBTについて知っている人はもちろん、

地域のギャラリーということやほかのフロアでも展示をしているということもあり、LGBTについてよく知らないという方や、ご年配の方もたくさん見に来てくださっています。

そういった人たちに対して、わかりやすく伝えるということもすごく大事だな、と感じました。

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