こんにちは。50代ゲイのノブです。
「I am OK、You are OK.」という言葉をご存知ですか?
これは、対人関係における最も理想的な姿勢なのですが、私はカウンセラーの養成講座を受講している時に知りました。
簡単に言うと、自分も他者も肯定する姿勢を持つということです。
この場合の「OK」とは、「私は私であってそれでよい。あなたはあなたであってそれでよい。」という意味で、お互いを認め合う姿勢であり関係性になります。
私もあなたも色々な面がある。長所もあれば短所もある。あまり好きになれない所もあるかもしれない。でも、それが私でありあなたでもある。それぞれが違う人間なのだから、それでよいのだ・・・こんな感じだと思います。
これは、他者と対話する時に大切な姿勢なので、カウンセラーとしてご相談者のお話を傾聴する際にはこの姿勢を保つよう心がけています。もちろん、日常の会話や人間関係においても大切ですね。
お気づきかもしれませんが、これは「多様性を尊重する」際の姿勢にも繋がります。「一人ひとり考え方や感じ方は違うのだ」ということですから。もちろん、相手の考え方や感じ方を全て受け入れられるかどうかは、また別の話です。しかし、「一人ひとり違って良いのだ」と認識することは必要ですよね。
ただ、「I am OK、You are OK.」の姿勢を保つのはなかなか難しい事です。私も揺らぎ続けています。いつの間にか「I am OK、You are not OK.」になって相手をコントロールしようとしたり、「I am not OK、You are OK.」となって自信を失い相手に従ってしまったりするのです。
自分が今、どの状態にあるのか気づくことができれば修正することは可能です。最後に4つの状態を整理しておきますので、皆さんも意識してみてはいかがでしょうか。
①「I am OK、You are OK.」自分も他者も肯定する。
②「I am not OK、You are OK.」自分を否定し他者を肯定する。自己軽視、劣等感。
③「I am OK、You are not OK.」自分を肯定し他者を否定する。独善的、排他的。
④「I am not OK、You are not OK.」自分も他者も否定する。不信感、虚無感。
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
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