みなさん、はじめまして。
2月からこちらのアクティブメンバーになりました、いいのと言います。
20代半ばになりますが、セクシュアリティはクエスチョニング、つまり未だに自分でもよく分かっていません。
今回は「なぜ私がEESa!のアクティブメンバーになろうと思ったか」について、少しお話をしようと思います。
初めて自分がシスジェンダーヘテロセクシュアル、いわゆるストレートではないと気付いたのは小学生、セクシュアルマイノリティという言葉を知ったのは中学生でした。
当時は海外ドラマに少しずつLGBTQ+のキャラクターが登場し始めていて、そこで初めてセクシュアルマイノリティという言葉を知ることができました。
しかし、その後はずっと「当事者だからと言って、別にセクシュアルマイノリティ自体に詳しくならなくてもいいや」と思ってきました。
自分にとってセクシュアリティとは、「自分が好きになるかならないか」、「相手が自分を好きになるかならないか」、「自分がどう振舞いたいか」だけの問題で、当時の自分が幸せに生きる上で、そのカテゴライズやそれを通じたコミュニティは不要なものだったからです。
でも年齢を重ねることで、だんだんと「自分にとって、人生の『幸せ』の中には家族を持つことが含まれている」ということに気がついてきました。
しかし、同時に「『普通』の恋愛をしない自分にとって、家族はどのように形になるのだろうか、何なのだろうか」という疑問が沸き上がり、そこで改めて「愛や結婚、家族とは一体何だろう」ということを考え直すようになりました。
恥ずかしながら私は根っからの理系人間で、社会学などに関して全くの無知だったため、今はまだ色々な書籍を読んで勉強した気になっているところです。
ただ、そんな中でも、だんだんと分かってきたことがあります。 セクシュアルマイノリティがまだ完全には受け入れられていない日本における結婚や家族の規範は、現状に疑問を抱いている私にとっての指針にはなりえないということです。
新しい価値観はアートの中から浸透していくことも多いですが、今日のドラマや小説の中の理想の家族像ですら、私にとっての理想を示してくれてはないように感じています。
しかし、セクシュアルマイノリティを取り巻く環境は確実に日々良い方向へ進化をしており、今後自分のような人間も救われる概念、家族の捉え方が生まれ、浸透していくだろうという確信のようなものもあります。
そこで、今一度セクシュアルマイノリティとそれを取り巻く状況を学びたいと思い、EESa!の門を叩かせていただきました。
ここでの学びを通じて自分にとっての理想の家族の在り方、延いては幸せな生き方について再考できたらと思っています。
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html