じぶんってなんだろう

こんにちは、春から新しく「EESa!」に参加しました、イルカと申します。初めてのブログですので、私自身のことについて書きました。拙いながらも見ていただけると幸いです。

私は大学生で、クエスチョニング・FtQです。クエスチョニング(Q)とは性自認·性指向が定まっていないことを言います。
身体的性に従った生活に疑問を抱いたのは今考えるとかなり昔ですが、この言葉があることを知ったのはつい最近のことです。

この言葉を知る前までは、「なぜ自分は女なのに○○が嫌なんだろう」と思うことがまれにありました。ですが、クエスチョニングというものがあると知ったことで、自分が「女性」というくくりである必要がないと思えるようになりました。
それにより、たとえ自分の考えが一般的に「女性」が行うものとされる考えと違うことがあったとしても、「この考えはは自分のものだから」と納得でき、困惑することが少なくなったように思います。

それとは別に、私には行動を起こす自分とは別の自分が内面に沢山現れることがよくあります。
身近なことで例をあげてみます。
ある日の夕ご飯のお惣菜を買いにスーパーに行くと、大好きな唐揚げと刺身が残っていました。
その時、私の頭では、唐揚げより刺身を食べたい自分、刺身の方が食べたい自分、また、刺身や唐揚げではなく他のものを食べたい自分、刺身も唐揚げも食べたくない自分…など、相反するものを含めた沢山の自分が内面に現れます。


そのどれが現実で行動を起こすかは時によるので、行動に一貫性がなく、気分屋と認識されることも多いです。
人は多面性を持つ生き物であるとよく言います。しかし、私の感覚では、自身の多面性の一面と言うよりも、湧き出てくる全く別の自分に近しいです。常にそれらと対峙している訳では無いですが、ふとした時に気づく、自分が決めて起こした行動と全く逆のことを希望する自分が中にいる感覚は、かなりの違和感があります。

ただでさえ私の考えは日常の中で他の人とは違った考えだと感じることが多い中、自分が選択した行動と反対の気持ちを持つ自分がいることに気づくと、「自分とは一体何なのだろうか」とよく考えさせられます。
自分は自分でしかなく、何であろうと特に生活が変わることはないのですが、どうしてか分からないという気持ちがあることに、どこかモヤモヤとした晴れない感覚がつきまといます。

そんな私が「EESa!」の一員になったのは、他の会員の様々な体験を聞いたり交流することによって、自身のこの晴れないモヤを無くす糸口を見つけるためです。
一体自分はどんな人間であるのか。
会員の方々と活動を通して向き合うことで、自分自身と向き合えたらいいな、なんて思っています。

これから素敵な方々と活動していけることが楽しみです!ご覧いただきありがとうございました!

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