男らしく？女の子らしく？

こんにちは、シスジェンダーヘテロセクシュアルの40代たまちゃんです。

私はシスジェンダー（戸籍上女性で、自認する性別が女性）ですが、いわゆる性表現は女性に限らせてはいません。いわゆる女性らしいと言われる、髪の毛が長く、ひらひらしたワンピースも好きですが、ショートカットにしてパンツスタイルでいることも好きです。

それこそ10代の頃はパンツスタイルでショートカットだったので、公共の女子トイレに行くとじろじろ見られていました。高校の頃に「この人、男子だと思う？女子だと思う？」と後輩に向けて質問をする同級生と、それに対して真剣に悩む後輩たちがいました。また、友達との写真（プリクラ）をその子の彼氏に見せると浮気として疑われたり（笑）。その頃は「性的マイノリティ」についてそこまで詳しくは知りませんでしたので、自分は女の子だけど、好きな服装をするだけでなぜ回りが反応するんだろう？と不思議に思っていました。

好きなことと言えば裁縫も好きですし、工作も大好きです。私の中では、どちらも「ものづくり」という事で好きでした。なので中学の後半で“男子は技術、女子は家庭科”と別れてしまったことがとても悲しかったです。

私は性表現を好きにしているだけで、自認する性別との間に強烈な違和感を持っているわけではありません。なのでいわゆるトランスジェンダーの方とは感じ方が違うと思います。

先日、子どもの修学旅行の説明会に参加してきました。「旅行を通して男子は男らしく、女子は女らしく成長してくれることを願っています。」とさわやかな笑顔で締めくくっていました。何気なく使われている言葉ですが、LGBTQという考え方がないと自然に出てきてしまうのでしょうね。子ども達がそれをステレオタイプとしてとらえないでほしいと願うばかりです。

「それぞれが自分らしく生きられる社会」に誰もが違和感なく暮らせるように現在私はLGBTQの資格であるSOGIカウンセラー／SOGIプロフェッショナルインストラクターとして活動をしています。

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