みなさん、こんにちは!アクティブメンバーのコバリィさんです。
今回は前回に引き続き「視覚障がい者」についてのお話です。
世の中には、「視覚障がい者=全盲(全く見えない)」だと思っている人が結構いると思います。でも、それは大間違いです!視覚障がい者の中には、いろんな見え方の人がいます。本当に個人差があって、それを全てマニュアル化しようとしたら、何ページあっても足りません。だから、その人にあった対応やサポートをしなければいけないんです。
今回は、その「見え方」について、ほんの一部ですがご紹介します。
まずは私の見え方からご紹介しますね。
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私の場合は、上の写真のように、中心部分しか見えません。なので、道を歩いていても首を動かして見渡さないと全体が見えないんです。なので、後ろや横など見えないところから声をかけられるとビックリしてしまいます。
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次はこちら。私と正反対で、中心部分が見えない状態です。ドーナツ型と呼ばれます。この場合は周辺が見えてることでいいこともありますが、文字を読んだりするのには苦労します。
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次はこちら。ぼやけて見えるタイプですね。これは、何もかもがぼやけて見えてしまうので、白杖(はくじょう)はもちろんのこと、音声が出る補助具は必須です。通常の文字を読むのも困難なので、点字を使うことになります。
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最後はこちら。まぶしくて見えないパターンです。光の調節ができず、まぶしくて見えなくなってしまいます。ただこの場合は、弱視用サングラスをかけることで防げます。
いかがでしたか?これらはほんの一部です。
ここで皆さんにお願いです。街中で視覚障がい者を見つけてサポートして下さる際には、是非、本人に見え方とサポートの仕方を尋ねてみて下さい。一人で歩いている視覚障がい者は、少なくとも長いことその障がいと付き合ってきているはずですから、自分でできることは自分でやりたいと思っている人が多いはずです。
良かれと思って手厚くサポートしたことが、嫌だと感じる人もいるということです。ぜひ、その人に合わせたサポートをしてあげて下さい。声をかける時は、いきなり肩を叩いたりせず、近づいて話しかけて下さいね。
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日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
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ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
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LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
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