エンディングノート

こんにちは。中村です。

月に一度「トークライブ」というイベントでお話させていただいてますが、先日のトークライブでは20代の方から“エンディングノートについて知りたい”というご質問を戴きました。

エンディングノートは数年前から「終活」という言葉とともに広まりだし、今では書店に数多くならんでいます。
内容は自分にもしものこと(亡くなることだけではなく、終末医療や認知症なども含めて)があった時に『いかに自分らしい最期を過ごすか』という観点でいろんな事を書き記しておくものです。

例えば
・葬儀、埋葬はどのように行ってほしい
・誰に連絡してほしい/してほしくない
・延命治療を望むかどうか
・介護施設への入居を望むかどうか
・キャッシュカード等はどこにあるか
・各種の暗証番号、ID、パスワード
・自分の学生時代の思い出
・家族との思い出
・自分が大切にしてきたこと
・お世話になった人へのメッセージ
などなど

なんでも書いていいし、もちろん全ての項目を埋めなくてもいいんです。

遺言書と違うのは自由度が高い替わりに法的効力が弱いこと、亡くなった時のことだけじゃなくて色んな場面を想定して書けることです。

何度書き直してもいいものなので、試しにペンを走らせてみると、自分の価値観に気づけたり大事なことを思い出せたり、面白い発見があるかもしれませんね。

そうそう、エンディングノートをどこにしまったか、それは何かしらの方法で伝えられるようにしておきましょうね。くれぐれもエンディングノートには書かないように…

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