“ゲイ界隈の不思議”と私のジレンマ

つい先日40歳を迎えました、サラリーマンでゲイのまさをです。
私は、自分がゲイであることで思い悩んだという記憶があまりありませんでしたので、これまでゲイについて語ってきませんでしたが、今回はゲイ界隈のお話をしてみようと思います。

ゲイ界隈では、実に様々な指向が存在します。
D専、S専、フケ専、GMPD専、選ぶ誰専…etc
この他にも多数あります。

個人の印象ではありますが、
一般的な社会では、太めが好き(D専=DEBU専門=デブ専)というと驚かれることが多い印象ですが、
ゲイ界隈では、けっこう当たり前のように太め好きが多く存在しているような印象があります。

ひとつ、興味深い話があります。
私が仲良くしている友人に、ゲイでふくよかな体型をしている人がいます。その友人曰く、男女の恋愛と比べて “ゲイ男性同士の恋愛では『太め体型であること』で肌感覚ではありますが、20倍はモテる!” んだそうです。(その友人調べ)

どうしてゲイ界隈では、太め体型がモテる傾向にあるのか。その理由は、ゲイで当事者の私にも分かりません。

私は仕事柄、生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症etc)の治療など、医療に関する勉強をすることがあります。
私が学んだのは「肥満」は、生活習慣病を悪化させるリスクの一つである、ということです。逆を言うと、肥満者は痩せさえすれば健康体にかなり近づく、ということです。つまり、肥満者は痩せることが、健康寿命の延伸、長生きへの近道だということです。

いわゆるD専の私にとって、
ここに『最大のジレンマ』がある訳です。

こんな私ですが、
少しモヤッとすることが、時々あります。
それは、私がD専であることが分かると、
「太めの何がいいの?」「どうして太め体型が好きなの?」と訊かれることが多々あることです。
私はこの質問は、
「あなたはどうしてゲイなの?」と訊かれているのと同じくらい、答えようのない無い質問に聞こえてしまいます。

自分がゲイであるという事実は、自分が選んでそうなった訳では無く、生まれた時からそうだっただけであって、そこに自分の意思は介在していないと思っています。
D専も全く同様だと思うからです。

LGBTQを語る時には、性はグラデーションと言われますが、ゲイもまたグラデーションであり、人それぞれです。そんな違いを楽しみながら、これからも色々な方々と出会っていけたらなと思っています。

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