こんにちは、アクティブメンバーで現在アラフォーftmの青ちゃんです。
今回は、戸籍変更後8年経った今の日常と心境を書いていきたいと思います。
私は、30歳の時に性別適合手術を受け31歳で戸籍を女性から男性へと変更しました。
早いもので、あれから8年。すっかり、小柄なおじさんになりました笑
街中ですれ違ったとしても誰も自分が元女性とは、気付かないと思います。
私の仕事は、都内の建築現場で図面を書く仕事をしています。ほぼ、9割男性の職場で仕事に日々従事しています。
職場では、カミングアウトをしていないので、私が元女性であることは誰も知りません。女子高校、女子大出身の私が、男性社会でやっていけるのか不安ではありましたが、今では、すっかり男性社会に馴染んでいると自負しています。
しかし、現状、身体的、社会的にも男性として生きてはいますが、やはり、すべての困り事が解決しているかと言えばそれは、違います。
病院の受診の際にはカミングアウトしなければなりませんし、温泉やサウナなどは、気をつかって入らなくちゃいけないし、、
でもやはり、一番の困り事は
元女性の時代を知らない新規に出会う友人や知人にカミングアウトするかが一番悩ましく今でもモヤモヤしてしまいます。
40代に近づくにつれ昔とは心境が変わりました。自分がトラスジェンダーである事は、自分を形成している大事なアイデンティティーの1つだと捉えるようになりましたが
やはり、30代前半くらいまでは、あまり、ポジティブには捉えてはいませんでした。
でもここ何年かは
自分的にも余裕が出てきたのか年々トランスジェンダーであることをポジティブにとらえる気持ちが増えてきました。
トランスジェンダーだからこそできた経験や知り得なかった出会いや考え方があるからです。
そうは言いつつそれでも
なぜか、今でもサクッとカミングアウトできない自分もいたりして笑
カミングアウトすることで色眼鏡でみられたくないな~とか、引かれたら嫌だなーと無意識にも思ってしまっています。
でもこのモヤモヤの要因はなんだろうと考えた時、
やっぱりLGBTが認知されているとはいえ見えざる偏見がまだ社会にあること。そして、自分もそれにまだまだ縛られていることなんじゃないかと。
じゃぁ今、何ができるかと考えた時、自分の為 そして世の中の為に日々小さな事からLGBTへの偏見が無くなるよう、協会を通じて多くの方とともに、尽力していきたいなと改めてブログを書いてて思いました!
時にはこんな感じで振り返る事も必要かもですね!
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html