こんにちは。ノンバイナリーのジョセフです。
6月30日(水)に開催された慶應義塾大学AIMプロジェクト講演についてご報告します。
慶應義塾大学の中でも、留学生を受け入れ、国際交流をされているAIMプロジェクト様から、講演のご依頼を頂きました。
日本の学生と、インドネシアからの留学生にご参加頂き、学生による同時通訳で講演を行いました。
今回は「みんなでアライになろう!」というテーマで、協会の活動紹介とともに、LGBTの基礎知識をお話しし、今日からできる取り組みについて一緒に考えました。
私がとても印象に残っているのは、英語での敬称表現についてです。
講演の時には本名を出していますが、通訳の方が私を紹介するときに、どのように呼ばれたいですか?という質問を頂き、Mr.やMs.などの性別表現を使わず、日本語と同じように、苗字にさん付けでお願いしました。
また、学生さん同士では下の名前で呼び合うことが多いそうですが、私の場合は性別が限定されやすい名前なので、あまり呼ばれるのが好きではありません。協会の活動をニックネームで行っているのも、そうした思いからです。
このように日常生活に根ざした部分から、性別に関する固定概念や前提を変えていくことが、LGBTに関する取り組みに繋がっていくのだと感じています。
英語におけるセクシュアリティの表現に関してもご意見を頂き、とても勉強になりました。
国や言語を越えて、LGBTに関する活動を共にできる仲間が増えることに喜びを感じています。
このブログでも、活動報告や、当事者の体験談などをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
また、さらに深くLGBTについて学びたい方や、当事者の話を聞いてみたい方は、イベントへのご参加をお待ちしております!
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html