みなさんこんにちは、ACメンバーのジーケーです。今月から旧ティーンズ交流会は新しく「愛.com」という名前の新企画として始動しました。「1月16日」に開催した「愛.com」では外部からの参加者はいなかったものの、ACメンバーから興味を持って参加してくださった方がいました。
今回のブログでは、今月の「愛.com」の内容と振り返り、そして今後への意気込みを綴っておこうと思います。
さて、1回目の「愛.com」では説明会と題してこのイベントがどのようなものであるかを紹介させていただきました。
最初に私たちが学ぶ意味についてジョセフさんより講演をしていただきました。講演からは、誤解を生まないためには正しい知識を身につけておくことが大切であるというメッセージが受け取れました。例えば講演で紹介された「SOGI」という言葉、性的指向と性自認と訳されるのですが非常に注意が必要な例です。「ゲイ=女装が好きである」といった考え方は性的指向と性自認を混合して理解している場合に起こり得ます。物事は解釈次第では相手に不快感を抱かせてしまうかもしれません。
その後、企画の立案をさせていただいたジーケーが企画への動機を話しました。端的にまとめると「隔てるのではなく楽しむくらいの気持ちで多様な意見と交流をするためのタフさをみんなで身につけよう」ということです。わからないことってどうしても無理な理屈で押し切ろうとしてしまいがちですが、逆にわかってしまえばそんなものかと気持ちが楽になります。肩の力を落として寛容に構えられるタフさは、日常的に持ちたいものです。
会の最後に参加者全員でディスカッションをおこないました。「愛と言う表現の広がり」というとてつもなく抽象的なお題でしたが、みなさんとても博識で、体験も交えながら発言を追うごとに深く活発な対話ができました。
読者のみなさんは愛を持つ対象にはどのようなものがあるでしょうか?恋愛に始まり親子や友達などいろいろな意見が出てくるかもしれませんね。
さて初回を終え、振り返りも終わった後、僕の心境は「あー楽しかった〜」じゃなかったんです!
いざ終わってみると
「自分の動機をしっかりまとめられなかったー」
「ディスカッションのとき上手く話を切り出せなかった」
「次回は果たして参加者がいるだろうか」
など色々頭に浮かびました。こういった悩みは僕にストレスを溜めさせます。みなさんも悩みが多くて限界を感じることはありませんか?
このブログの最後に、やるべきことに追われる皆さんへ少しエールを送りたいと思います。
頭の中で抱えている悩みはひとつずつノートにでも書き出しましょう。
そして今すぐできること
明日できること
来週以降にできること
と分類してみましょう。すると、自分の悩みが案外同時には存在していないことに気がつきます。今できないことはキッパリ考えることをやめてしまえば、あとは気楽にタスクをこなせば良いのです。と、僕はこんなことをいつか本で読んだのを思い出し「愛.com」のタスクをコツコツと分類していくことにしました。このブログだって綴ることは、悩みを解消する上では良いものです。
さて「エールを送る」でしたね。僕の悩みのように工夫次第で物事はいろんな方向に捉えることができます。みなさんも前向きに捉えていきましょう。「愛.com」もまた、気持ちを楽にする捉え方をできるような学び場にしたいと思います。みなさんぜひ「愛.com」へ参加してみてはいかがでしょうか。今後数回は説明会を行っていく予定です。
以上、ジーケーでした。
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html