隠れたカリキュラム

みなさん、こんにちは。全国各地が、蒸し暑い季節をむかえましたね。

私は、いつもこの蒸し暑く、雨が多い季節になると、「この雨が美味しい作物を育ててくれるんだなあ」とか、「この雨が、夏の暑い時期を乗り切る貴重な水資源になってるんだなあ」と思うようにしています。そうすることで、この季節も必要だと思えるようになり、ありがたささえ感じるようになりました。何でも考えの転換ですよね。

さて、先日、私の職場でLGBTに関する研修会が行われました。その中で、講師の方が「LGBTの方に関する偏見が強いのは、日本では隠れたカリキュラムがあるからです。」とおっしゃられました。その言葉に、私は強く共感したのです。

私たちは、幼い頃から、義務教育を受けてきました。そこには、子どもの成長過程に合わせて細かくカリキュラムが組まれ、たくさんの経験や学習を通して成長してきました。しかし、一方で、生活の中で、意図して組まれたカリキュラムではなく、「隠れたカリキュラム」がたくさん存在しているのもまた事実です。特に、私自身も「男らしく」「男の子だから」といった言葉や、「そろそろ結婚だね」「好きな女性のタイプは」など、異性愛が当然のごとくとなっている発言を幾度となく耳にしてきました。

これらは、もちろん相手からすると悪意があるわけではく、日常会話の一つとして何気なく話されているのです。このような環境で育ってきた子ども達は、それが当然のごとく意識の中に内存していきます。これがまさに隠れたカリキュラムなのです。

隠れたカリキュラムというと、あまりよい印象をもたれないかもしれませんが、時としてよい形となって現れることもあります。例えば、昨今のコロナ渦で政府が自粛を呼びかけただけで、日本の多くの人が自らを律し、行動を制限しました。諸外国を見てみると、ロックダウンをしたり、罰則を作って人の行動を制限したりする国も多かったように思います。

このように、いわゆる日本風土も隠れたカリキュラムで構成されていったのだと思います。また、これらよい形で現れる隠れたカリキュラムを、「国民性」「文化」「伝統」「習慣」という表現で表されることも多いのではないでしょうか。

これからの多様性を認め合う社会を構築していくためには、隠れたカリキュラムの中で、人権尊重の精神や社会の動きに照らし合わせたときに、改めなければならない物については、しっかりと意図したカリキュラムに落とし込み、教育をしていくことが必要になってくるのではないでしょうか。

私たちEESa!では、そんな素敵なカリキュラムの実現に向けて、社会のしくみを変えて、みんながありのまま笑顔で生活できるように、教育現場での研修の実施や当事者としての経験を様々なところで発信しています。

長い歴史の中で、積みあがってきた隠れたカリキュラムからの意識改革は、決して容易なものではなく、短期間の活動で実を結ぶものではありません。しかしながら、これから行っていくEESa!の活動は、将来必ずや実を結び、大きな花となって社会に咲いていくものに違いありません。

ブログを読んでいただいたみなさん、私たちと一緒にその種に水をまき、肥しをやり、みんなで素敵な木に育てていきませんか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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