社会的に分類する/されるということ

こんにちは!
ノンバイナリー、Xジェンダー無性/パンロマンティック/デミセクシュアル/戸籍上既婚女性のジョセフです。

回を重ねるごとに自己紹介が長くなっていますが、
初めて私のブログをお読みの方に向けて説明しますと
●性自認は男女二元論で捉えておらず、男女どちらでもないと感じている
●相手の性別に関係なく恋愛感情を持つ
●極めて親しい相手にのみ性的欲求を持つ
●出生時は女性に割り当てられ、戸籍の性別変更はしておらず、戸籍上異性(男性)のパートナーと結婚している
というプロフィールです。

普段私は、男女二元論の枠組みに囚われたくない
と思っていますが、
性自認、性的指向をこうして分類して説明しています。
このような「分類すること」は、人間が他者を理解しようとするための考え方の仕組みから来ている、
本能に近いものなのかもしれない、と思っています。

これを考えたきっかけは、自分が社会的に女性として分類されていることについて、どう受け入れるか、という試行錯誤でした。

女子更衣室に入った時には、坊主頭なので
「あなた男の子でしょ?」と声をかけられましたが、
ちょうど着替えていたところで、体型がわかり、
「ごめんなさい、女の子だったのね」
と言われました。
(私個人的には、謝る必要はないのですけれど…)

性「自認」は男女どちらでもないけれど、
性「他認」は女性です、と説明すると分かりやすいかもしれません。

そして、
「男性/女性」の分類概念しか持っていない人から、果たして私はどのように認識されたいだろうか?
と考えました。

私の気持ち(自認)としては、
男女どちらでもないから、どちらと思われてもいい。

ですが、人からどう思われるか(他認)は、
男性だと分類する要素…髪型、時によっては服装

女性だと分類する要素…声、体型、戸籍
を比べたら
女性だと分類する要素の方が多い、もしくは強いだろう。

だから、女子トイレや更衣室を使っている。

そして、性「自認」と性「他認」を一致させる必要が自分にとってあるのだろうか?
それぞれ独立したものとして、必ずしも一致させなくても良いのかもしれない。
そんな結論に至りました。

人間が他者を認識するのに、分類する/されていることに、
少し意識を向けてみると、新しい発見があるかもしれませんね。

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