初めまして、オーストラリア在住、ジェンダークィア(男女二元の性別にぴったりあてはまらない)のユカです。
みなさん、ずーっと一緒にいても疲れない相手っていますか?
私は最近ウサギの預かりボランティアを始めました。もともとは猫の預かりボランティアをやりたくて色々な団体を調べたのですが、オーストラリアの団体はどこも猫を預かるには車が必須となっていて断念しました。そんな時、Rabbit Sanctuary Australiaという団体でウサギの預かりボランティアを募集していて、かつ車がなくても他のボランティアさんとの連携で預かることができることを知り、3月末に我が家にウサギをお迎えしました。正式に飼い主になってくれる人が見つかるまでの無期限の預かりボランティアです。
高校生の時に飼っていたウサギはオスで気が荒く、私の腕を噛んだままぶら下がっているような荒くれものだったのですが、今回預かっているウサギはメスでかわいすぎて尊い子です。名前をファーン(Fern)といい、植物のシダどいう意味です。
彼女がうちに来てくれてから、私の毎日はとても満たされています。本業の研究もはかどるし、外出しても早く家に帰りたくなります。猫と違って鳴かないのに私の足元を常にうろうろしていて、踏みそうになります。動きもコミカルで、食いしん坊なので見ていて飽きません。すでに充電ケーブルを2本嚙み切られ、大家さんから借りている家具も齧られてダメージ満載ですが、全く気にならないほど幸せをもらっています。おバカなので、嫌がるところを捕まえて爪を切って放した後、30秒くらいで捕まったことを忘れて近寄ってきてくれます。脱走魔で健脚なので、90センチの策を飛び越えて出てきてしまう、問題児でもあります。
以前何度かパートナーと同棲していたことがあるのですが、どうしても100%安らげる環境ではありませんでした。旅行中もしかり、どんなに大好きな相手でも24時間一緒は一週間でお腹いっぱい。できればもっと短くが希望。昔から恋愛にプライオリティーを置くことがなかったのですが、今回ファーンと同居して改めて、
「私はやっぱり動物だなぁー」
と思いました。
人間も面白くて交流するのは楽しいのですが、ずっと一緒は疲れます。それぞれみんな自分にあった生き方があると思いますが、私の場合、同居相手は人間じゃないなと再確認しました。
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTQ当事者へのインタビュー会を開催しています。授業での取り組みや研究の一環としてインタビューしたい方、ぜひこちらのイベントにご参加ください。
当事者インタビューの詳細はコチラをご覧ください。
https://npojlga.or.jp/event/list/detail_interview.html
- 設立メンバーインタビュー会
当協会がこれまでに行ってきたLGBTQ+への取り組みや協会の歩みなどについて、設立メンバーにインタビューできるイベントを2か月に1回開催しております。
協会設立メンバー(現代表)へのインタビューの詳細はコチラをご覧ください。
https://npojlga.or.jp/event/list/detail_condinterview.html