高校生、クエスチョニングりさです!
今回は、EESa!に入って一年たった私が感じていることについて書かせていただきます。
EESa!の活動を通して、私は自分の性別に対する意識が大きく変わりました。
EESa!に入る前には、自分自身がどのセクシュアリティに当てはまるのかという名前を探すことに必死でした。ラベリングをしないと自分の居場所がないと感じていたからです。
しかし、EESa!で、様々なセクシュアリティの人と関わることで、名前がなくても自分の性別を肯定していいんだ、居場所があるんだと思えるようになりました。これは私にとってとても大きな変化でした。
EESa!でこのような安心感を得られた理由は、EESa!では自分のセクシュアリティや考えを口に出す機会が多いからだと思います。このようなアウトプットを通して自分自身に対する理解を深め、それをメンバーに聞いてもらうことで、自分らしさを受け止められる勇気を得られました。
それに加えて、EESa!にはインプットの機会もたくさんあります。知識やメンバーの考え方を聞き、吸収することで、自分の考えを深められています。
このようなインプットとアウトプットの機会があるからこそ、私は自分に居場所があると感じられています。
また、EESa!の活動の中で、私が大切にしたいと感じる考え方を見つけられました。それは、EESa!のモットーである「全ての性に安心を」という言葉です。
「セクシュアルマイノリティの方に安心を」ではなく、マイノリティやマジョリティという壁を超えて本当の意味での平等を目指すとはどういうことなのかを知りました。
中立的な立場でいるということは想像以上に難しいことです。世界には、一つの正義をとれば、もう一つの正義が成り立たなくなることがたくさんあります。そんな中でも、全ての人の正義を共存させられる世界を作れる、中立的な人でありたいと思います。
このような中立的な立場であるということは、LGBT Q+に限らず、様々な物事に対する私の考え方の軸となりました。 相手の考えを理解できていない人は、自分の考えを主張することもできません。そういう意味で、中立的な立場であるということは大切なのだと思います。
このように思わせてくれたEESa!に私も少しでも恩返しできるよう今年も頑張ります!
少しでもEESa!に興味を持たれている方がいらっしゃいましたら、私たちと一緒に活動してみませんか?
きっと自分自身の居場所や素晴らしい考え方、メンバーに出会えます!
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html