桜も満開の季節を迎え,心地よい季節になりましたね。でも、4月って出会いと別れの季節でもあり、どことなく寂しく感じることも多いのではないでしょうか。私も職業柄、定期的に異動があるため、緊張と緩和を繰り返す時期でもあります。
そんな時、まわりから「あなたは、どこの職場にいってもすぐに仲良くなるから大丈夫。」とよく言われます。その言葉を聞く度に、心の中で「意外と人見知りなのになあ。」とつぶやいています。
私は、自分のまわりの雰囲気をよく気にするため、何があっても極力明るく振る舞うように心がけています。でも、実際はかなりの人見知りなのです。それ故、初対面では沈黙を嫌うため、逆になんとか話題を考え、相手にそれを悟られないようにしているだけなのです。
これまで、あまり客観的に自分を見る機会が少なかったのですが、EESa!に入会してから、様々なセクシュアリティの人、幅広い年齢層、異業種の人などそれぞれの考えや経験を聞いているうちに、自分を客観的にとらえる機会が増え、冷静に自己分析ができるようになりました。そんな方々との活動やディスカッションの場を通じて、人見知りを前向きに考えることができるきっかけになりました。
さらに私は、まわりからよく「すぐに人を信用するなあ。」とも言われます。これもそんな風に見えているだけで、人見知りから起因する沈黙嫌いのおかげで、相手のことをたくさん知ることができ、人よりも早く仲を深めることができているからだと考えています。そして、信用していいのかどうか迷った時には、海援隊の名曲「贈る言葉」の歌詞のフレーズが頭をよぎります。それは「信じられぬと 嘆くよりも 人を信じてきずつく方がいい」という部分です。人を信じないと自分のことを信じてもらうことはできないはずです。
もちろん、相手のことをたくさん知ることが大前提ですが。そして、信用し合った仲間と、時間を共有したり,共通した目標に向かって協力し合ったりすることを重ねる中で、生涯の友人が生まれるのではないでしょうか。
EESa!に入会して、8ヶ月あまりですが、そんな大切なことを実感させてくれるたくさんのチャンスや機会を設けてもらいました。これからも、EESa!の仲間や活動を通じて出会った人とのつながりを大切にして、社会のしくみを変えることや人それぞれの多様性への理解を広げていく活動を続けていきたいと思います。チャレンジ&エキスパートになれる活動を、私たちともにしてみませんか。興味のある方は、ぜひEESa!の門を叩いてみてください。
日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動
- ボランティアに参加する
ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
- イベントに参加したい学生の方々
LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html