お盆に貴重な経験を。

40代サラリーマンでゲイのまさをです。お盆休みは、皆さんどのように過ごしましたか?
私は実家の両親宅に初めて、セクシュアルマイノリティ (以下、セクマイ)の友人を招きました。

私は家族にカミングアウト済みではありますが、LGBTQ関連の友人を両親に紹介するのは初めてのことでした。

両親にその友人たちを紹介しようと思ったのは、人間関係においてセクマイでもそうでなくても何も変わらないことを実感してもらいたい、という目的がありました。そして何よりも純粋に、一生涯の友人と思っているその友人たちを両親に紹介しておきたかったし、素敵な友人がいることを知ってもらうことで両親に安心してもらいたいと思ったことが、紹介した理由の一つでもありました。

事前に両親からは、どんな人たちが来るの?と聞かれたので、いつも一緒に国内旅行をしているセクマイの友人たちだよ、と伝えてありました。私以外のセクマイと会ったことが無いと思っている両親は、どんな話をすればいいかな?とか、緊張して身構えている感じはありましたが、友人たちは常識人だから安心して!と伝えて、当日を迎えました。

今回実家まで来てくれた友人たちは、私が今までセクシュアリティ関係無く出会ってきた友人たちの中でもコミュ力が高く、普段は無口な父親も饒舌になる程に話を振ったり、合いの手を入れたり場を和ませてくれたお陰で、両親とも貴重な時間を過ごすことができました。

友人たちが帰った後、その友人の一人はゲイで家族へカミングアウトしたけれども、その母親が未だにそれを受け入れてくれないみたいなんだよね、と私の両親に話しました。両親は、どうして自分の生んだ子どもを受け入れないのだろうか、うちの子どもにしたいくらいだよ!って言っておいて、と言ってくれました。その言葉を聞いて、あの時間の中で友人たちの人柄を理解してくれたのだと分かりました。

今回は私の我儘で、両親にもセクマイの友人たちにも緊張を強いてしまいましたが、結果的にはとても貴重で素敵な機会となりました。こういったお互いを知ることの積み重ねが、セクマイを取り巻く問題の解決に繋がっていくといいですね。

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