NHK「ハートネットTV」インタビューと『アライ』について

こんにちは!30代、サラリーマンでゲイの“まさを”です。

先日、NHK『ハートネットTV』のディレクターさんより、オンラインにてインタビューを受ける機会をいただきました。

今回の取材は、EESa!の協会ブログが番組NHKのディレクターさんの目に留まり、“まさを”をご指名いただき実現しました。初めてのインタビューで、大変貴重な経験をさせていただきました。この場をかりて、関わっていただいた皆さまに御礼申し上げます。

さて、NHK『ハートネットTV』さんの今回の取材の目的は「誰もがそれぞれ何かしらの生きづらさを抱えている現代の日本、多様性はますます大切な価値観になってきているため、一人ひとりが互いに理解を深め、支え合える関係を目指す」というテーマについて、いわゆるLGBT当事者と呼ばれる方々も含むさまざまな方に取材をしている、とのことでした。

私も以前から「誰かが何かのマイノリティ」であり、どんな人でも何かしら少数派の一面があって、それにより生きづらさを感じているのではないかと思っていました。当協会に入会したのも、私が入会した頃の当協会の理念である「すべての性にひとりじゃない安心を」に共感したからです。LGBTだけではなく“すべての人たち”が安心して暮らせる社会にしたい、という想いに共感したからです。

そういう意味でもこの番組に共感でき、今回のインタビューもお受けしました。

この番組は、さりげなく味方でいられる人『アライ』をみんなで目指しませんか?という趣旨であり、その想いに個人的にも賛同しました。『アライ』という言葉は、味方・支援者を意味する言葉で、日本では特にLGBTの方々への味方・支援者のことを『アライ』と称することが多いようです。

当協会では、いわゆるLGBT当事者と呼ばれる方々も含め「みんなでアライになろう!」という考え方があります。私はゲイの当事者であり、この協会で学んだことで今は自分自身が『アライ』でもある、と言えます。この協会でLGBT(SOGI)について知ろうとして、今も継続的に学んでいるからです。

性的少数者はセクシュアリティなど多様ではありますが、分かりやすい表記として“LGBT”と一括りにされている現状があります。にも関わらず、以前の私はゲイの当事者でありながら、ゲイ以外のことは殆ど知りませんでした、というか知ろうとしていませんでした。パンセクシュアルやアセクシュアルなど、協会に入って学ぶまでは聞いたことがありませんでしたし、そういったセクシュアリティがあることすら想像もしていませんでした。協会ではそういった様々なセクシュアリティの方々がいて、今ではその多様さを知ることができ、学ぶことができています。

認定講師のすぐろさんも良く言う言葉ですが「良心があっても知識が無いと、人を傷つける可能性がある」ということを肝に銘じ、「無関心」ではなく、何事もまずは「知ること」から始めたいと思います。それが『アライ』に繋がると思っています。

引き続きEESa!では、ボランティアコミュニティで一緒に活動してくれる方を募集しています。継続的な活動をしていることで、こうした取材の依頼は定期的に来ています!ご興味ある方は、ぜひボランティアコミュニティにご応募ください。お待ちしております。

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日本セクシュアルマイノリティ協会のボランティア活動

  • ボランティアに参加する

ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber

  • イベントに参加したい学生の方々

LGBTについて知りたい学生の方のアンケートなどに協会ボランティアメンバーが自身の想いを伝える交流会です。
参加希望の方はこちらからご連絡ください。
https://npojlga.or.jp/form/contact.html

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