高校生、クエスチョニングのりさです!
私は先日、学校で行われた哲学カフェというものに参加しました。テーマが「寂しさ」だった哲学カフェでは最初は少人数グループで、その後は全員で、寂しさを様々な観点から考えました。その過程を通して私が感じたのは皮肉なことに寂しさでした。
誰もが意見を言いやすい状況とは言い難く、誰かの意見を踏まえて自分の意見を言うと言うよりは、言いたいことだけを言って、誰かが話している小さなレクチャーを聴いている感覚でした。私は言い過ぎたら周りが意見しにくくなるのではないか、できるだけ他の人が話す時間を長くすべきではないかと思い、自分の意見をいうタイミングをすっかり見失っていました。
対話がうまくできなかったことが少し寂しかったんです。
対話というのはとても難しいものです。会話は皆さんもよくしていると思いますが、どれぐらい対話をできているでしょうか?価値観がどれだけ違っていても、無理に歩み寄って妥協し合うわけではなく、その違いを正しく認識して、新しい価値観を創造してその溝を二人で埋めていく。対話を通して人と関わるというのはそういうことだと思うんです。お互いがそうすることでお互いがお互いのままでいられるように二人なりの関係性を作っていけばいいと思うんです。それが究極的に孤独な人間が寂しさを埋める一つの方法だと思います。
そういう対話をするためには、相手の話を聞くこと、それを踏まえて作り上げた自分なりの考え方を相手に合わせて伝えること、そして相手の意見をまた聞くこと、その繰り返しが必要です。
性別に関しても分かり合えない人や、理解できない人に出会うことはあると思います。そんな時にこそこのような対話を大切にできる人でありたいと思います。
皆さんもぜひ、大切な人と対話をしてみてください。
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ありのままの自分で、胸を張って生きていける。そんな社会の実現を目指して一緒に活動してみませんか?何ができるかわからないけど協力したい、活動したいという方、自分らしく輝ける場所として何かを表現したいという方、一緒に活動しましょう。
https://npojlga.or.jp/volunteer/active-menber
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