分かってほしい気持ちが多分こじれてる私

こんにちは。メンバーのタカハシです。
セクシュアリティはこれというものがありません。戸籍は女性です。

暖かくなってきましたが、同時に花粉が飛ぶ季節でもありますね。洗車しても、すぐ花粉でクルマが汚れるので、困っています。

みなさんは、花粉症はお持ちですか?日本の人は3人に1人が花粉症とも言われているようで、とてもメジャーな病気(アレルギー)と言えると思います。

かく言う私も花粉症を持っていて、この時期は辛いですね。ですが、自分の持つ病気がメジャーなものであることで感じる、ある種のラクさ、というものもあります。それは、どんな病気か説明不要、そして多くの人と分かり合える、という2点です。

ですから、ほかの病気と違って、花粉症であることを私はオープンにしています。というか言う前に訊かれますね、この時期だと。

病気に限った話ではなく、時折り耳にする言葉で、「辛い思いをする人が一人でも減ってほしい」という言葉があります。
それを聞くたび、私はとてもフクザツな気持ちになります。なんだか、素直に「そうだね」とは思えないんですよね。

辛い思いはしたくない。人にもしてほしくない。
でも、0人にならなくて、1万人の中で1人だけがその辛い思いをしているのなら…
その1人は、もともとの辛さに加えて、人に分かってもらえない辛さも感じてしまうんじゃないかな?

と思ってしまいます。

たぶん、ここで必要なのは想像力とか、相手に寄り添おうとする気持ちとか、相手を知ろうとする気持ち、etc. なんだろうな、と思います。

ただ、私の場合は想像力が足りないんです。言葉で説明されただけではイメージが湧かなくて、実際に経験して始めてその言葉の意味が分かった、ということがよくあります。
だからこういう、経験した人以外には分かってもらえないかも、という不安を感じてしまいます。

ですがそもそも、花粉症にしても、ほかの困りごとにしても、同じカテゴリーだからといって、辛さがみんな同じわけではありません。
何で困っているのか、何で辛い思いをしているかは、人それぞれのはず。
頭ではそう考えているんですが、やっぱりカテゴリー分けして、ひとくくりに捉えている自分がいます。

前の記事の、”相手を知ろうとする気持ち”が私には必要だし、その前提として、もっと人に興味を持った方がいいだろうなー、と思う今日この頃です。

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