第3回EESa!文化祭 体感型懇親会に参加してみて

皆さんこんにちは、シスジェンダーヘテロセクシュアル(女性として生まれ、女性を自認し、好きになるのは異性である男性)のたまちゃんです。二人の子どもを育てるシングルマザーです。

2023年11月3日についにEESa!文化祭が開催されました。
今年の文化祭は、テーマが同性婚でウェディングパーティをイメージしてストーリー仕立てのリアルなイベント体感型懇親会でした。

お恥ずかしながら、メインカップル役として正面のカップル席に座らせていただきました。パートナー役には、虹の架け橋クラブ®から行政書士の友梨さんが一緒に座ってくださり、友梨さんがとても穏やかに隣でサポートしてくれていたのでとても楽しく参加できました。

“体感型懇親会”ということでしたが、わたし自身とてもいろいろな体験をさせていただきました。そもそもわたし“結婚式”をあげることは、今回が初めてです(笑)

イベントでは列席者の前でパートナーシップ証明書に記入をしてから指輪の交換をして、そして初めての共同作業“ケーキ入刀”✨️すべてが初めての事で、プロのカメラマンも場を盛り上げてくれたので純粋に楽しみました。

今回の文化祭では企画から全面的に関わらせていただいたのですが、なぜ“ウェディング”をテーマにしたのかというと、結婚は大きなライフイベントの一つで、結婚をするということはいろんな人との関わりが増えたり、パートナーはもちろん自分自身とも向き合うきっかけとなったりするのではないかと思ったからです。

私は結婚をしていたことがありましたが、婚姻届けという紙を一枚書くだけでした。結婚式をあげることもなかったですし、新婚旅行に行くことも無かったです。結婚届けを出すことで自動的に受けられる制度がありましたが、パートナー生活(夫婦生活)をする上で、単純にそれだけでは足りないことも知らなかった。そもそも届けを出すだけでは結婚生活を継続するには足りなかったんですよね。

文化祭では虹の架け橋クラブのクルーの皆さんがそれぞれの専門分野のお話しを“友人代表スピーチ”という形でわかりやすく、楽しく話してくださいました。

個性プロファイリングでは、私の内面と外面の“個性”からどのように私自身が相手と向き合い、また私はどのように接してほしいと思っているかなど赤裸々に“バラされて”しまいまして(笑)、イベントに同席していた子ども達は“当たり過ぎ”と、ずっと爆笑していました。

カップルとして成立するためには制度が整っていることも大事ですが、まずは自分を知って、パートナーや関わるみなさんとどう接していくのかも大事だなと思いました。
その他には、結婚アドバイザーからは同性婚を望む方に向けたサービスの事や、社労士からは社内制度で確認しておいた方いいこと、また弁護士の相続する時に抑えておいた方がいいこと、金融教育ではお金のかかりつけ医はもっておいた方がいいと、改めて知らないことが多くて「わからないことは専門家に聞くのが一番確実」だなと思いました。とはいえ、世の中にいわゆる専門家は多くいますが虹の架け橋クラブのクルー(メンバー)は本当にみなさん温かくて優しいので、SOGIに関する知識があるからこそ、フラットな心遣いがいつもとても居心地いいです。

イベントの最後には参加された方からこのようなお言葉もいただきました。
「同性であっても異性でもあってもこういう結婚式という場を設けられることで参加する方も気持ちが上がる。友人代表でいろんな制度やお仕事の話しもしていたけど、それだけではなく、ここにいると同性愛者としての人生を送るのが億劫ではないと思えた。」
「初参加でも快く接してくれていろんな人がウェルカムな温かい空間だった。LGBTQに限らずどんなマイノリティでもこういうのが全世界に広がればいいと思う。」

第3回EESa!文化祭というイベントは終わりましたが、みなさんとの活動は継続します。
虹の架け橋クラブのクルーの心とサービスが沢山の方に届けばいいと思い、マイノリティの方もそうではない方も誰もが安心して活用できるECサイトを作っています。

同性愛でも異性愛でも、また無性愛でも、みんながありのままでいられるように架け橋の輪をつなげていきたいと思います。

今回カップル役の友梨さんのブログはこちらから見れます。
https://eesapjt.wixsite.com/eesapjt/post/eeaabunkasai

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  • 設立メンバーインタビュー会

当協会がこれまでに行ってきたLGBTQ+への取り組みや協会の歩みなどについて、設立メンバーにインタビューできるイベントを2か月に1回開催しております。
協会設立メンバー(現代表)へのインタビューの詳細はコチラをご覧ください。
https://npojlga.or.jp/event/list/detail_condinterview.html

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