結婚式をあげることに

みなさん、こんにちは。毎日暑い日が続きますね。毎年のように、異常な暑さという言葉を聞いているような気がして、この暑さが平年並みになるのかと思うと夏が嫌いになりそうです。

さて、そんな夏を過ごしておりましたが、私にも大きな変化がありました。この１年あまり、パートナーとの別れを繰り返してきたのですが、８月１日、それは突然おとずれました。

マッチングアプリで素敵な彼と出会ったのです。

毎日のようにビデオ通話を繰り返し、初めて会う８月１０日には、指輪を作りにいき交際がスタートしました。お互い、こんなに話が合い、一緒にいて心地よいと思う人は初めてというくらい、相手のことを信頼しています。そして、二人で相談した結果、交際して１年が経つ来年８月に結婚式をあげることにしました。もちろん日本では同性婚は認められていないため、法的な制約は何もありません。でも、何か二人の想いを形にしたいと相談して、式をあげることにしたのです。

式場の方との打ち合わせでは、「おめでとうございます。」と言われ、なんだか不思議な感覚になりました。指輪を作りに行ったときも、周りに男性と女性のカップルがいる中で、「男性カップルで大丈夫かなあ」という不安もありましたが、行ってみると店員さんもとても親切で、気付くと周りの目など気にしなくなっていました。

私自身、ゲイとしてこれまで、友人や職場の一部の人にはカミングアウトをして生きていますが、どうしても周りの目を気にする部分があって、ましてや結婚式など夢にも思っていませんでした。

でも、素敵なパートナーと出会い、自分のやりたいこと、自己実現に向けての気持ちが強くなり、行動に出てみると、思ったよりもスムーズに話は進んだなあと思います。少しずつセクシュアルマイノリティの方が生きやすくなる世の中になってきていることを実感しました。

私が自己実現に向けて前向きに行動できたのは、もちろんパートナーとの信頼もありますが、このEESa！という団体で、様々な方と出会い、それぞれが否定せずに互いを尊重している姿に感銘を受けてきたことも大きな要因になっていると思います。同性の結婚式、まだまだ経験をした人の方が少ないと思いますが、自分で経験して、そのときの様子や気持ちを発信することで、同じことで悩んできた仲間や足踏みしている人達に参考にしてもらえればと思います。

みなさん、どうぞ応援していただけばうれしく思います。ありがとうございました。

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