LGBTQはまだまだ他人事?

こんにちは!30代パンセクシュアルのフジです。
私の趣味の一つに映画鑑賞がありますが、LGBTQの要素が含まれる作品が最近では月1~2作品くらい公開されるので、一昔前に比べればかなり増えたなぁと感じています。
また、作品の主題ではなく、登場人物の一人としてさりげなくいるという描き方もあり、「セクマイ当事者は身近にいる」というようなメッセージにも感じられ、良い傾向だなとも思います。

ですが、現実はまだまだなんだな、ということも実感しています。
私は仕事柄、常々若い世代の子たちと接しているのですが、先日ゲイの男性と若者たちを交流する場を設けた際の感想は、「セクマイ当事者の方にお会いするのは初めて」というものばかりでした。
そのような感想に、ゲイ男性は「カミングアウトしていないだけで、当事者はたくさんいると思いますよ」とも伝えてくれて、その言葉が印象的だったと語る子もいました。
また、そのゲイの方は、小・中・高校時代にLGBTQについて授業などで取り上げられた際には、「カミングアウトしていない当事者からすると、こういう人もいるということは知ってほしいけど、だからといって自分が当事者であることがバレるのは怖かった」ということも話してくれました。

交流していた若者たちは、当事者のそのようなリアルな声に、どのように接していくべきかをよく考えるきっかけになった、貴重な機会だった、と口々に言っていました。
当事者にとって、学校教育の中にLGBTQ教育が組み込まれることへの戸惑いもあるかもしれませんが、知る機会があまりにも少なかったり、間違った伝わり方をしてしまっていることも多くあるので、正しい情報や当事者の現状を届ける重要性を改めて感じました。

その一環として、当協会でも東京都の助成金事業として、LGBTQの子どもたちを含むすべての子どもたちが安心できる教育環境を実現するために、先生向けLGBTQ啓発研修および、教育ツールの開発を行う事業を精力的に行っています。
関心のある方は、詳細が書かれたこちらのブログをぜひご覧ください↓↓
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協会設立メンバー(現代表)へのインタビューの詳細はコチラをご覧ください。
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